忘れずにいたいこと

 

 「あなたは何をしにきたの?!」、「あなたの目的は?!」・・・。英国留学中、ロンドン教区で教会実習の機会を頂きましたが、指導司祭より、「明日、関係学校に顔を出してきて!」と言われ、言われるがままに学校へ。そして、校長室に通された時に言われた言葉です。具体的な指示を受けていなくても、折角の機会に何の意識もないままに来たのか?、ましてや遥々日本から来ているのに!といった具合で朝一番から懇懇と指導されたのは今でも覚えています。性格上なのか、「言われたので」ということで、とりあえずその場に行くという消極的な振る舞いを一喝されたような感じでありました。その後、なるべく気をつけて生きてきたつもりですが、意識の低い自分が相変わらず自分の中にいます。

 自分の殻を破ることには勇気もいりますし、時間がかかることかもしれません。しかし、どのような事であれ、どんな小さな事であれ、「何かのために今、ここに置かれている」、「何かの御用のために今、この仕事が与えられている」、そのような感覚を徐々に抱くようになりました。消極的な性格が変わりませんが、自分が生かされていることへの感謝は忘れずにいたいと思う今日この頃です。 (ニュースレター:せんと・ポールより)

「何を求めているのか」  ヨハネ 1.38