聖パウロ教会について

Q 教会ってなんですか?

 

A 「二人または三人が、わたしの名によって集まっている所には、

  わたしもその中にいるのである」(マタイによる福音書18章20節)

  とありますように、教会とは、もともと、人々の集まりを意味していました。

 

  信徒は適当な場所に集まり、聖卓を中心に「パン裂き」の礼拝

 (聖餐式、ミサと呼ばれる礼拝)を行ってきました。

  この聖卓が置かれた部屋や建物を聖堂(礼拝堂)と呼んできました。

 

 

Q 高知聖パウロ教会ってなんですか?

 

A  1904年(明治37年)、神戸の覚前政蔵司祭の来高によって始まり、

  高知県ではカトリック中島町教会、日本基督教団高知教会及び土佐教会についで

  4番目に古い歴史をもつ教会です。

  1905年には岡山から牧野與三郎司祭が派遣され、

  永国寺町に民家を借りて本格的な伝道が始まり、

  50名近い信徒の共同体ができました。

  その後、赤岡町を中心に県東部にも伝道が行われました。

 

  高知聖パウロ教会という名前は、1世紀にキリスト教をパレスチナからロ-マまで

  伝えた大伝道者聖パウロを記念してつけられたもので、

  彼の足跡は「新約聖書」に詳しく記されています。
  現在の礼拝堂は、1932年(昭和7年)に中島町から現在地に新築移転したもので、

  市内のキリスト教会では唯一、戦災をまぬがれた建物です。
  小さな群れですが、日曜日の礼拝を守り、神の言葉を宣べ伝え、

  地域社会に開かれた、仕える教会を目指しています。

 

 

Q 聖公会ってなんですか?

 

A 日本聖公会は、1534年の英国宗教改革によってできた

 「英国国教会(Church of England)」が母体となって、

  日本に伝道され、形成されたキリスト教会です。

 「英国国教会」は全世界に広く伝道しましたが、

  各々の国の教会は英国国教会の支配下にあるのではなく、

  国ごとに独立し、それらの兄弟教会を「聖公会」と呼んでいます。


 「聖公会」とは「聖なる、公同の教会(holy catholic church)」という意味で、

  イエス・キリストの使徒達よりの伝統と教え

 (旧新約聖書、使徒信経・ニケヤ信経、洗礼と聖餐、三聖職位)を

  受け継ぐ教会であることをあらわしています。

 

  日本への伝道は1859年(安政5年)、

  米国聖公会の宣教師C.M.ウィリアムズによって始められ、

  その後、英国もこれに加わり、1987年(明治20 年)に日本聖公会が組織されました。

 

 

Q どんな社会への働きがありますか?

 

A  日本聖公会は明治初年から教育、社会福祉等の事業を行い、その活動は幼児教育、

  女子の高等教育、医療、救らい、児童福祉、障害を持つ人々への援助、老人 福祉など

  多岐にわたっています。現在ではほとんどが独立した法人組織になっていますが、

  聖公会の関係事業としてキリスト教精神を基盤に活動しています。

  主だったものとして、教育の分野では、立教学院(東京)、聖路加看護大学(東京)、

  香蘭女学校(東京)、柳城学院(名古屋)、平安女学院(京都)、桃山学院(大阪)、

  プール学院(大阪)、松蔭女子学院(神戸)、神戸国際大学(神戸)など、

  医療では聖路加国際病院(東京)、聖バルナバ病院(大阪)など、

  児童福祉ではエリザベス・サンダース・ホーム(大磯)、博愛社(大阪)など、

  身体の不自由な人々への施設として岐阜訓盲協会、滝乃川学園(国立市)など、

  社会事業として財団法人キープ協会・清泉寮(清里)など

  多くの施設が現在活動しています。